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今日もドイツの新聞 Die Zeit から気になる記事を取り上げます。
今回はかなり重いネタです。
<小泉首相の靖国神社公式参拝をドイツの新聞では、どういう評価をしているのか?> 

小泉首相が靖国神社参拝にする度に中国や韓国が参拝を強く非難する声明を出すのは毎回の事で、それに対して日本では参拝は政教分離に反するとか中国は内政干渉をしているとか、A級戦犯だけ分祀すべきだという記事が紙面を賑わせます。僕個人としてはこの件について十分な知識もなく、思想的なものも持ち合わせていないので、どれが正しくてどれが正しくないのかよく分からないというのが正直なところです。ただ気になる話題ではあり、また第三者のこの問題ついての視点は興味はあります。

さて、記事の内容はおおまかに以下の内容です。

ー 小泉首相の靖国神社参拝への中国の非難は正当なことだ ー

靖国神社が戦争犯罪人を合祀し、また第二世界大戦前および戦中より靖国神社は超国粋主義や軍国主義の拠り所であった。現在でも境内では軍歌が流され、神官はそれを聞くのを好み、日本の為に誰がいつ何処で亡くなったのかを説明する。また境内には戦争博物館があり、日露戦争で使われた多くの武器が展示してあり、8月15日には報復主義者が軍服を着て旗をなびかせている。これでは首相の口から発せられる戦争への懺悔の言葉というのは、実は中身が空っぽで、また靖国という言葉が意味する平和や安らぎという言葉と現実とはかけ離れているという主張を中国はしている。
靖国神社のすぐそばには千鳥ヶ淵墓苑があり、ここには身元不明の戦没者に遺骨が安置されている。この場所は美しく素晴らしい場所であり慰霊地として相応しく、小泉首相も折りをみてここを訪れ、それに対して非難するものは誰もいない。彼は自らの心からの祈りの為でなく政治的な意図から、千鳥ヶ淵墓苑を訪れるだけでは満足せず、靖国神社も参拝しているのだ。
以上のような背景から中国の非難というのは正当なものと言える。

では何故小泉首相は中国との関係を悪化させてまで、靖国神社に参拝するのか?
それは自分の政治的な立場を強固にする為である。出来れば彼としても今年の靖国参拝を取りやめたいはずだが、そんな事ができるはずがない。彼の視線は国内に向けられており、国民の人気によって政権が支えられている。彼は力強いスローガンによって今まで道を切り開いてきた。彼は郵政民営化という最重要政治課題に取り組んでいて党内でも逆風にさらされている。ここで靖国問題で妥協すれば、今彼について来ている大切な味方を失うことになる。

小泉首相は日本と中国との良好な関係には興味がない。今や対日貿易額では中国はアメリカを抜いるにも関わらず、その中国と安定した関係の構築を優先させず、防衛問題上の理由でアメリカに依存した関係を続ける。       -以上ー
(注)僕のドイツ語力の問題から、一部誤訳があるかもしれませんのでご了承下さい。

ドイツ人にとっても第二次大戦中のナチスによるユダヤ人への残虐な行為があった為、今でもドイツはその十字架を背負っていかなければなりません。それが目にみえる形になったのが、ベルリンのユダヤ博物館であり記念碑です。ドイツでは今や人口の約10%を外国人が占め、それに伴い治安など色々な社会問題が起こっているようですが、それを公に口にすること(つまり外国人が悪い!)はタブーとなっているようです。なかなかこういう話題は表には出てきにくいですが、どの国でも感情や色々な政治的・経済的要素が深く絡み合った難しい問題ですね。



お主、今回はなかなか面白かったぞ・・・ 褒美をつかわす!
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テーマ:時事 - ジャンル:政治・経済



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