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前回のドイツの労働状況について書いた記事で多くのコメントを頂いたので、もう少しそれについて僕の意見を書こうかなと思います。
その前に一つ参考として、最近読んだ雑誌・日経ビジネスAssocie(10月18日号)に掲載してあったサイバーエージェント社長・藤田晋氏の記事を紹介。

「ヒマな仕事でキャリアは積めない」
仕事のできるできないは、要するに場数=経験の差で決まるからです。
(途中省略)
新人の頃、最初の2,3ヶ月間は9時、11時、13時、15時、17時をアポイントメントで人に会う時間と決め、電話をかけまくり、無心でその時間の予定をとにかく埋めました。1日5件のアポイントを取ることをノルマのように自分に課したのです。さすがに毎日すべて埋まるわけではないのですが、それでも、片っ端から電話をかけいくうちに、何件かは埋まっていく。そして出向いた先では、商品に関して「ここをこうしたらよい」という点がないかと聞き、宿題をもらって帰ってくるのです。
帰社して、もらった宿題に答えるのに時間を割くうちに、気づくとまた次のアポイントの時間になる。すぐに望んだ通り忙しくなりました。そして首が回らなくなるほどの忙しさを経験し、場数を踏むうちに、仕事の段取りを覚え、顧客のニーズが分かるようになり、結果として、入社初年度で5,000万円の粗利益に貢献することができました。
ひたすら場数を踏む、こうしたやり方は効率が悪いように感じる人がいるでしょう。確かに、私も最初はそう思いました。しかし実際は、場数を踏むことでしか自分の中の知識や選択肢を広げられず、効率は上がらないのです。


この考え方には個人的に全く賛成で、やはり「場数」=「労働量、労働時間」がベースにあり、それによって仕事の能力は向上すると思います。僕自身の少ない会社員経験からいっても、場数を踏むことの重要性はよく感じました。
僕が以前勤めていた会社では、配属されたチームが出張が多い仕事だったので、週2,3日ぐらいのペースで出払い、多くの企業や一般ユーザーとも接する機会がありました。その結果元々人見知りをする性格なんですけど、でも仕事となるとかなり目上の人に対してもほとんど緊張することなく、今は何をするべきかと冷静に考えながら対応が出来るようになりました。また当然出張が多ければそれだけ事務作業はたまる訳ですし、課題も持ち帰ってくるので、出張の間の仕事を夜遅くもしくは土日で補わなければいけない状況でした。でもそうやって積んだ経験は今となっては本当に貴重なものです。
当然まだまだ経験値としては全然足りないので、この先少なくとも10年ぐらいは色々な経験をすべく、とにかく仕事量をこなしていかなくてはいけないなと感じているのですが。
また先週の日本人向けプレゼンの仕事の時に、日本人のドイツ語通訳の方も一緒だったのですが、その方は同時通訳が可能な方なほど流暢だったのですが、「どうすればあなたのようになれるのですか?」とお聞きしたところ、「場数をこなすことが一番重要!」(もちろん勉強することは言うまでもなく)とおっしゃってみえました。

しかし藤田氏のように誰もが社長になれる訳ではないし、また社長になりたいと思っている訳ではないでしょう。だからやたら「場数」=「仕事量」を強調するのは意味がないと思われるかもしれません。
でもやはり仕事は人生のうち少なくとも30年以上は付き合っていかなくてはいけないものであるし、平日の時間の1/3以上を費やすのですから、豊かな人生にするという意味ではそれだけのエネルギーを注ぐべき対象の一つだと思います。だから、少なくとも仕事のベースを作るべき年齢といえる20歳代、30歳代は平日ぐらいはしっかり働くべきではないでしょうか。

ただそれと同時に、土日祝日および(すべてでなくても大部分は)有給休暇はちゃんと休めるような仕組みも作るべきだと思います。日本人の悪いところは区切りをつけることなくついつい働いてしまい、プライベートな部分を犠牲にしやすいところですから。
一方ドイツ人は平日ぐらいはもっと働くべきだと思います。法定有給休暇が30日もあって、さらに病欠が有給消化とならず正式な休みと認められるのは、いくら個人の権利を保障すべきだといってもやりすぎだと思います。だって病気になるのは自己責任以外の何者でもないじゃないですか。更に通常の給料の手取り額と失業した時に受け取れる保険料がほとんど大差ないという社会保障制度も根本的に間違っていますよね。それだと働くことが馬鹿らしく思えてしまいますよね。
このままでは将来はドイツの有力企業は国外に拠点を移してより効率化を図るという生き残り手段がありますが、ドイツという国自体はそれになす術なく、現在の欧州内での経済的・政治的地位を維持するのは難しいのはないでしょうか。

僕自身現在はドイツで働いていますが、ゆくゆく日本に戻る予定です。海外で働くという経験は確かに普通の人とは異なり有益だとは思いますが(そういう経験がしたくてこちらにきたのですが)、仕事量という部分ではかなりひらきがあるので、いくら仕事は中身も重要だといえど、日本に戻った時にこんなんで本当に大丈夫かなと不安になります。

こんな事思うのは僕が単に日本的労働観念がしっかり植え付けられているからだけなのでしょうか? ちょっと話の流れ的にこじつけの部分がありますが、思いついたままに書いてみました。



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テーマ:ドイツ - ジャンル:海外情報



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