今の会社で働き始めて2ヶ月が過ぎましたが、まだまだな部分ばかり。
でもそれと同時に、日本でもドイツでも基本的には仕事の進め方、方法にはそれほど大きく違うものでもないなと感じています(労働時間はともかくとして・・・)。
だから日本での会社員時代のことを思い出しながら、こういう時はこうするんだよなぁーと考えながらやっていることも。
ちなみに僕の会社員時代はある上司(以下Aさん)を抜きにしてはとても語れないほど、仕事の面では絶大なる影響を受けました。
Aさんは当時30歳代半ばぐらいで、日頃は冗談(下ネタ系多し)大好き、人にちゃちゃをいれるの大好き、(自称)グルメで結構な大食漢、ごく表面的に見るとこの人何してしてるんだろーという感じだったですが、いざ仕事となると本当に姿がコロッと変わります。
もともと几帳面なA型の性格に加えて、結構頭に血が上りやすく、また物怖じすることなく発言する体育会系人間。でもその反面他の人の行動や考え方、発言などについてはかなり冷静に見ているという側面も。だからAさんが苦手だなと思う人もいたでしょうが、でも仕事がすごく出来る人でした。
僕が新人君として入社して配属されたのは、Aさんがリーダを勤めるある開発グループでした。
入社半年は入社3〜5年ぐらいの先輩が新人君の指導員となるという社内システムだったし、最初の1年は様子見という部分もあったのでしょう、特別どうのこうのという感じではありませんでした。
ただ2年目になってから社内の組織変更によりAさんと直接仕事をする事になってからは、本当に大変な日々でした。この期間が約1年ぐらい続いたのでしたが、その時に社会人としての仕事の仕方、考え方、振舞い方等々
本当にみっちりと植えつけらました。
Aさんから実際に受けた教育をちょっと例を挙げると、
■ 電話の内容、話し方チェック僕が社内の営業や取引先企業に電話している時に、パソコンモニターを見ながらもその話を聞いていて(当時はAさんと席が隣同士)、少しでも変なことを言おうものなら、即効
「そうじゃないだろ! こういう風に言うんだろ!」 と横から厳しいチェックが入ります。当然電話はしどろもどろになりますし、電話相手よりAさんの言葉の方が気になります。
だからいつも電話相手じゃなく、Aさんの反応に緊張していました。
■ 書類の赤ペンチェック報告書やレポートなどを書いた時にAさんにチェックしてもらうのですが、毎回半分以上は赤ペンチェックで修正されてダメだしされていました。内容しかり、言葉遣いしかり。
■ 「あれ、それ」で分かる話の早さA さんが 「あれ、それ」 と言えば、部下はそれですべて理解するように求められます。もちろん最初はちゃんと具体的に説明してくれますが、ある程度期間がたったら 「あれ」 しか言わなくなります。
「"あれ"って何ですか?」 と聞きなおしたりしようものならば、
「"あれ"と言えば"あれ"だよ! よく考えてみろと!」 と逆ギレされます。
最初は理不尽でしたけど、でもAさんの真意というのは
日頃から他の人が何をやっているのか、何を考えているのかしっかり見ておけ ということでした。なんか職人の世界みたいですが・・
■ 出張訪問先での発言チェック1年目に出張した時は、Aさんにくっついて相手企業の打ち合わせとかに参加するだけでしたが、2年目となりある程度仕事が分かってきたにも関わらず打ち合わせ中黙っていたりすると、Aさんが僕の方をギロっと睨み、また時には机の下で足を蹴るのです。
つまり、
Aさんが責任者だからといってまかせっきりにするのではなく、自分も当事者意識を持って色々考え、発言もしろ という訳です。その時はもちろん頭フル回転でした ....
■ 技術指導開発グループだったので、よく試作品を作ったり既存商品の改良など自分達でやっていたのですが、その時に電動・手動工具、検査機器なんかの扱いは相当鍛えられました。また電気・電動商品グループだったので、電気配線や駆動系等の分解、組み立ては必須。
その時サンダー
*もよく使っていたのですが、かなり修行した成果があり
「Aさん認定・サンダー検定2級取得」 (Aさん曰く、2級は他人にも教えれるレベルだそうです、よく意味わかんないですが)
* 皿のような部分が回転することで、金属やブロックの切断、研磨等ができます■ 大食い選手権Aさんの趣味の1つは食べること。
だから泊りがけの出張になると、夜には店をだいたい3件はハシゴします。
おまけにその出張にはある商社のスーパー営業マン(スーパー接待マン)が同伴することがほとんどだったので、もう勘弁してというぐらい食べさせられました。18時ぐらいからスタートしてホテルに戻ってくるのが24時とか普通。
最初はそれも楽しかったけど、そのうちに出張の大食い選手権に対してブルーになったり。でもそのスーパー営業マンの人からは接待はどうするものか、何に気を遣うべきなのか等を学びました。
<つづく>
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