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サッカー日本代表はブラジルに負けて予選リーグ敗退でしたね。
といっても個人的には初戦のオーストラリア戦(前半のみ)ぐらいしかテレビ観戦していなかったので、日本代表がああのこうだのと言えないんですけど。
視聴率が50%を超えているのに、なんとも非国民な感じですが・・・
でも、サッカー自体には興味があるんですけどね。

さて、今世間であれこれ言われているジーコ監督ですが、彼について書かれた(W杯開催前の)新聞記事をたまたま読んでいて、面白いなーと思ったので紹介します。

ジーコ監督 ”天才の目”生かせるか  
ー藤島大ー

ラグビーの試合で、体が大きく力の強い相手が全速力で走ってくる。この競技を選んだ人間の宿命として倒さなくてはならない。
タックルを仕掛けるこちらの顔を見据えて思いっきりぶちかましてきた。痛い。勇気と技術がなければ吹き飛ばされる。ただしコーチ経験から断言させてもらうなら、練習をつめば何とか止められる。

どうしようもとめられないのは次の例である。
ボールを持った相手が、それを止めようとするこちらを無視する。少しも気に掛けない。自分にタックルしてくる者をまるで見ようとせず、その向こうを目掛けて走る。
いかに必死に倒そうと気を張っても、そこに「世界」をこしらえてもらえない。つまり黙殺。そうなると止める側は、たちまち無力化して身動きがとれなくなる。

ジーコについて書きたい。
解読不能なようでいて単純明快かもしれぬサッカーの日本代表監督は、どこを見ているのだろうか。
4年前のW杯期間中、本誌の小杉敏之記者とささやかにビールグラスを傾けた。Jリーグの選手経験を持つエキスパートとの語らいは楽しく勉強にもなった。
以下の話を聞けた。ジーコのJリーグ時代、既に往年の体力はないのに誰もボールを奪えなかった。なぜなら「ジーコは遠くを見ていたから」。守る立場からすると、自分を見ずに自分のはるか後方に目をやっているように感じるので、それ以上は近づけない。近づかないでいるとジーコはスッと間合いを詰めてくる・・・。ラグビーで似た感覚を知っていたから、ああ、やはりジーコはうまいんだと実感できた。

さてW杯開幕直前、まだジーコ監督の評価は定まらない。就任前は「肯定論」と「否定論」はいずれも声を小さくしている。
「日本はこう戦うんだ」という全体像はぼんやりしたままだ。なのに勝ち進んできた。肉体の資質、歴史=勝利の記憶といった領域で強国とは差のある日本代表が「地金」で戦う。本来は危険なはずが、ジーコという人がベンチの前に立つと、それもありかなと思わされてしまう。元天才選手だけの風景がきっとある。細かなシステム変更や選手選考に一喜一憂するジャーナリズムとは違う場所を見ている。
<以下省略>


日本代表に関する連日のあまりに加熱したテレビ報道では、こんなにいたのかよ!と思うほど多くのサッカー解説者が、3バックがどうだとか4バックがどうだとか、選手起用がどうのこうのとかを解説し、聞き手も芸もなく同じ質問ばかり。あとは人気キャスターがドイツから一面的な報道ばかりしているし。正直そんな報道を見ていると「あほくさっ!」と思って、サッカーを観戦しようかなと思わなくなっちゃうですよね。
もし今でもドイツにいたら、そんな報道を見ることもなく、日本代表の情報に飢えているから、愛国心という気持ちもふつふつ湧き上がって、負けても勝っても熱心にテレビにかじりついていたと思うんですけどねぇ。
おっと・・・、これ以上書くともっと過激な事を書いちゃいそうなので、ここらへんで止めておいて。

結局この記事が書かれていることが、サッカー解説者が御託を並べていることなんかりより、はるかに物事の本質に近いのではないかと思う。
「ジーコとその他大勢が見ている風景が違う」ということにつきるのだと思う。「普通の人には見えないけど、特別な人には見えるものがある」という言葉はずっと以前から気になっているんだけど、その特別なものとは 感性 なのかなと個人的に思う。じゃあ、感性はどういうものかという話になると、禅問答になっちゃいそうですけど。

で、サッカーブラジル代表というのは、いつもW杯決勝戦を見据えて試合をこなしていると思うんですよね。一方日本代表は予選リーグのまず1試合1試合しか目がいかない。
そんなチーム同士が戦えば、結果は目に見えているんでしょうね。



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テーマ:サッカー日本代表 - ジャンル:スポーツ



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